雑記帳

2011.07.07 Thursday

 

 

世界一人気がある世界遺産と言われている

マチュピチュにとうとう到着です

 

 

この道を行けばどうなることか

行けばわかるさ

 

 

まず見えてくるのは茅葺き屋根の貯蔵庫

ここからかなり勾配のある坂道を進んで行きます

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ラピュタは本当にあったんだ

 

 

 

 

父さんは嘘つきじゃなかったんだ

 

 

 

 

どこから見ても絵になります

 

 

 

見張り小屋

 

 

市街地エリア入り口の門

正面の山はワイナピチュ

 

 

作業小屋

壁の側面やてっぺんから出ている出っ張りは

丸太を固定するロープをひっかける為のもの

 

 

もっとも美しい壁

左側の壁の直線の美しいこと

測量技術の発達していない時代の仕事とは思えません

 

 

太陽の神殿

上部の壁には小窓が2つあり

冬至の日に正面の窓から、夏至の日にはもう一つの窓から

まっすぐ光が差し込む

 

 

3つの窓の神殿

3つの窓が夏至の日の日の出の位置を完璧に示している

 

 

主神殿

右側の崩れかかった部分は地盤沈下によるとかよらないとか

インカ時代について記されたものがあまり残っていないらしく

いろいろな説があるようです

今でも数センチずつ下がっているらしい

 

 

エコーの部屋

四角いくぼみに顔を入れて声や音を出すとそれが共鳴する

共鳴するのは唯一この部屋のみ

 

 

手前の岩と奥の山がぴったり一致します

 

 

インティワタナ

中央の角柱の角が東西南北を示している

日時計として使用していたという説がある

 

 

聖なる岩

奥のヤナンティン山を模した説がある

 

 

コンドルの神殿

地面にはコンドルの頭部とくちばし、えりを象った石が置かれ

後方の巨大な自然石はまるで翼を広げているよう

 

 

水路

インカの人たちはサイフォンの原理を知っており

かなり高度な技術を持っていることがわかります

水路には常に一定の量の水が流れており

インカの時代から現在まで絶えることなく流れ続けています

この水を利用した水洗便所もあります

驚くべきことにマチュピチュの入り口にある現在のトイレもこの水を

利用しているため水量が当時よりは少なくなっているとのこと

現代の人がインカ文明の恩恵にあずかっているということになります

 

 

正面の山はマチュピユ山

マチュピチュ遺跡はマチュピチュ山とワイナピチュ山に囲まれていて

ワイナピチュ山は一日400人限定で登ることができます

かなりの人気で整理券は先着順の為、早朝から並ぶ必要があります

一方マチュピチュ山はガイドブックにも小さな記事しか載っていない

マイナな山でこちらは自由に登ることができます

私たちもマチュピチュ山は登る予定はなかったのですが

ガイドのエリさんの話によるとマチュピチュ山のほうが

ワイナピチュ山よりいいらしい

そんな事を聞いてしまったら登らない訳にはいかないじゃない

思い残すことのないようエリさんと別れた後

登頂を決行です

 

 

 

 

2011.07.06 Wednesday

いよいよマチュピユへ向け出発です

クスコからマチュピチュまでは列車で行くのが一般的(約3時間)

その他にはクレティーポ(乗り合いタクシーみたいなもの)+徒歩や

バスで行く方法もあるみたい

この方法だと10時間位かかりますが安く行けるので

バックパッカーや時間のある人が利用しているようです

 

 

ポロイ駅

 

マチュピチュ行きの列車の出発駅(列車によっては出発駅が変わります)

朝6時過ぎでも多くの人が乗車を待っています

 

 

 

ビスタドーム

 

マチュピチュ行きの列車にはグレードがあります

ハイラム・ビンガム号:一等クラス

ビスタドーム号:二等クラス

バックパッカー号:三等クラス

サービスやシートのグレードなどが違います

列車の予約は早めにした方が良いです。

ビスタドームは天窓があるのが売りですが

結露で半分以上外が見れませんでした

 

 

乗車待ちです

国際列車でもないのですがパスポートの提示が必要です

 

 

車内ではこんな朝食が出ます

 

 

帰りのビスタドームの車内では

民族衣装を着た車掌さんのパフォーマンスや

乗務員によるファッションショーがあります

車内販売が目的ですが・・・

 

 

世界の車窓から

 

 

アドベと呼ばれる日干しレンガ

 

ペルーの民家の多くは日干しレンガでできています

やはり地震で何度も被害が起きていて

25年も前に日本ペルー地震防災センター(CISMID)が設立され

安価な補強方法が提案されているにもかかわらず

普及していないのが現状のよう

 

 

インカ道

 

インカ時代の人が実際に使っていた道

3泊4日歩いてマチュピチュを訪れるトレッキングツアーも人気で

世界中から参加するらしく、数ヶ月前から予約が必要

4000m以上の山越えルートでかなり過酷

到着したときの感動はきっとすごいだろうなぁ

 

 

ようやくマチュピチュ村にあるアグアスカリエンテス駅に到着

ここでバスに乗り換え30分でマチュピチュ到着になります

 

 

2011.07.05 Tuesday

マチュピチュの玄関口として知られるクスコ

世界遺産に登録される古都で、みどころは多いです

クスコの標高は3600m、高山病には少々注意が必要です

海岸地域とは反対にアンデス地域はこの時期乾期で雨の心配はないです

気温は寒暖差が大きく朝晩は0〜5度、日中で20度前後

 

 

日干しレンガで作られた家

 

建設途中のものが多く、おのおのが好き勝手作ってる感がいなめないです

地震国の構造としてはかなり不安

ガイドの話では30年に1度大地震が起こるらしく

その周期からするといつ大地震が起きてもおかしくないとのこと

 

 

街の中心アルマス広場

 

周囲にはスペイン人がインカ帝国を滅亡させた際に

神殿を破壊して建設されたカテドラルがいくつか建てられています

 

 

サントドミンゴ教会

 

インカ時代には太陽の神殿として黄金に輝いていたそう

スペイン人により神殿は破壊され教会を建造

上部の教会は地震により倒壊、その後再建されたものですが

土台の石積みのみインカ時代のまま残っています

石積みはわずかに傾斜し、内部は木組みの「ほぞ」のように凸凹が

ぴったり組合わさるように加工されているなど

地震に強い構造になっています

インカ文明の思慮深さと技術の高さに驚かされます

 

 

カミソリの刃も通さないといわれている石積み

真ん中の石は小指の先程度の大きさ

仕事が細かいです

 

 

有名な12角の石

 

 

サクサイワマン

 

クスコの高台にある遺跡

毎年6月24日に行われる「インティライミ」と呼ばれる

南米3大祭りのメイン舞台

日本ではリオのカーニバルが有名ですが

南米では最もメジャーなお祭りとのこと

上の写真はガイドのエリさん

 

 

上の写真の中に動物がいますわかりますか?

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アルパカでした

ペルーはアルパカ製品で有名です

土産物店では偽物が多いので安物には注意です

サクサイワマンの近くには工場直売のお店があり

そこの品質は確かとのことです

 

 

ペルー料理

左上:クリオーリャのスープ 10ソル(約300円)

左下:セコ・デ・ポーヨ 16.5ソル(約495円)

右上:チチャ・モラーダ 3.5ソル(約105円)

右下:チチャロンのオリエンタルソースかけ 値段忘れました

どれもおいしいです

 

 

6月のアルマス広場では頻繁に

フェスティバルやカーニバルが行われています

特に今年はマチュピチュが発見されて100周年ということで盛大です

 

 

2011.07.04 Monday

まず最初の目的地であるマチュピチュへ向け出発です

日本からペルーへの直行便はないので

アメリカやメキシコ経由でアクセスします

今回はアメリカの入国手続きの煩わしさと

メキシコシティーにもよることを考え

成田空港からアエロメヒコ航空を利用し、メキシコ経由でペルーへ

 

 

ペルーはちょうど日本の反対側にあたり移動時間は乗り継ぎを含め

およそ24時間かかります

 

 

成田からメキシコシティーまで13時間

 

 

メキシコシティーの空港で3時間

 

 

メキシコシティーからペルーのリマまで6時間

 

出発のときは久しぶりの飛行機で高かったテンションも

この頃にはさすがにウンザリでした

深夜に到着しこの日は空港敷地内のホテルで1泊します

 

 

翌朝ホテルから見た景色

この時期、海岸地域のリマはこのように厚い雲に覆われています

今にも雨がふりそうですが、雨が降ることはほとんどないそう

 

さらにマチュピチュへ行くにはリマからクスコという街まで移動します

 

 

リマからクスコへまで1時間強

 

クスコは高地にあるため飛行機からの眺めも

ようやくそれらしくなってきました

 

目的地のマチュピチュまではさらに陸路での移動が続きます

今日はここまで

2011.07.03 Sunday

 

ホームページをリニューアルしました

Blogも再開いたしますので今後ともよろしくお願いいたします

 

 

更新をしていない間、ホームページのリニューアル作業と

お休みをいただいて妻とペルーとメキシコへ行ってきました

旅の目的はマチュピチュとメキシコの建築家ルイス・バラガンの建築です

これから少しずつ紹介していきたいと思っています

 

 

 

※お休みを頂いた間、関係者の方にはご迷惑をおかけしましたが

おかげさまで充実した時間を過ごすことができました

ありがとうございました

 

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