雑記帳

2024.03.25 Monday

小林良孝建築事務所

 

外壁貼り

 

40mm幅の杉材を一本一本丁寧に貼ってくれています

釘やビスが見えないようにしつつ

窓の位置や角に半端な材料が来ないように

ミリ単位で調整しながら貼っています

 

 

小林良孝建築事務所

 

綺麗なコーナー部分

 

図面でも割り付けをしているのですが

現場では図面通りにはいきません

 

できてしまえば、あたりまえのように見えてしまうでしょう

でも、あたりまえに見えるようにするためには

職人のこだわりがあってこそなのです

 

 

小林良孝建築事務所

 

外壁材の下端部は

水切れを考慮しほんの少し斜めにカット

これは大工さんの配慮です

 

つくるという作業だけに留まらず

どうすればより良くなるか考えて動いてくれているのが

現場を通して伝わってきます

本当に有難いことです

2024.03.22 Friday

小林良孝建築事務所

 

外壁下地

 

縦胴縁から

 

 

小林良孝建築事務所

 

続いて横胴縁

 

今だけ見られる景色

 

 

小林良孝建築事務所

 

外壁材

 

節や傷があるものを選り分けつつ

指定の長さにカットする大工さん

画像に写っている材料はほんの一部

これからエンドレスな外壁貼り作業が待っています

 

大量の材料をカットするため

いちいち寸法を測っていては時間があまりにもかかるので

大工さんは自作の治具で効率的にカットしてました

 

既製品をほとんど使わないこの家では

その場その場で必要な道具を手作りする

こういう貴重な職人さんで成り立っていると思うと

改めて感謝です

2024.03.20 Wednesday

小林良孝建築事務所

 

玄関の庇を設置中

 

鉄製で約120キロあるため

鍛冶屋さん、大工さん、監督と設計士の私と

当初4人で設置する予定でしたが

当日、作業に来ていた塗装屋さんも手伝ってくれ

スムーズに取付できました

 

知恵と工夫と段取りと気持ちで

ものづくりは成り立っております

 

 

小林良孝建築事務所

 

無事設置完了

 

たわみを計算し、監督と鍛冶屋さんが微調整して

先端に向かって水勾配となるように計画していましたが

無事、上手くいきました

 

実際の重さを感じないくらい

軽やかに佇んでいます


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