雑記帳

2011.07.19 Tuesday

事務所の打ち合わせスペースの照明は

「flame」の「brass」というペンダントを使用しています

 

この照明の傘は真鍮でできていて

その素材感を生かした仕上にしてあります

そのため触れば指紋がついたり時間とともに変色していきます

それを短所と捉えるか長所と捉えるかは人それぞれでしょう

 

多くの工業製品はそれを短所と捉え

クレームのないように経年変化を止める仕上や

経年変化しない素材を選択します

 

そのなかで「flame」の最近のシリーズは

メーカーとして経年変化を受け入れて

ものづくりをしている姿勢にとても共感できます

 

 

[照明の高さ検討]

自らコードの長さを調整して照明の高さをいろいろ検討しています

3灯並びで使用してるのでコードの長さを全て同じにするのに苦労しました

※注文時に長さを指定できますのでご安心を

 

 

[剥離]

この照明の傘の内側は照度を考え白く焼付塗装がされていますが

内側も素地のままにしたかったので

自ら試験的に塗装を剥離しました

 

 

[剥離後]

きれいに剥離できました

 

照度は落ちましたが補助照明をうまく使えば問題なさそうです

 

一昔前に比べれば良くなりましたが

日本の照明はまだ明るすぎると思います

用途にや状況よって照度をコントロールする事が

大切だと思っています

2011.07.18 Monday

 

[花束]

いつもお世話になってる方からいただきました

家の中が華やかになるのでありがたいです

 

いままで花を頂く機会がほとんどなかったので花器がなく

別のもので代用していました

これを機に花器を探してみようと思います

2011.07.16 Saturday

日本(成田空港)に帰ってきて

せっかく東京にいるのだからということで

日本のHPシェル建築を見に行きました

※構造力学的に厳密にはHPシェルの構造体として成立していないようです

 

 

[東京カテドラル聖マリア大聖堂] 1899

この日は結婚式が行われていてゆっくり見られませんでしたが

設計者である丹下健三さんはやっぱりすごかった

 

2011.07.15 Friday

メキシコシティー郊外にある遺跡も見学しました

 

 

[ティオティワカン]

紀元後5~6世紀頃が最盛期

最盛期の人口は10万人とも20万人とも言われ

当時としては世界最大級の都市でした。

太陽のピラミッドは世界で3番目に大きいピラミッド

 

 

[メキシコ飯]

メキシコは昼食を大事にするようで午後2時頃から

時間をかけて楽しみながら食事をしているのが印象的でした

 

メキシコはたった3日の滞在でしたが

良くも悪くも混沌としていて自由で文化的で

人間味があり、エモーショナルな国でした

好き嫌いははっきり分かれるかもしれません

いつかもう一度ゆっくりと訪れたいと思います

2011.07.14 Thursday

メキシコ3日目

HPシェル構造を用いて空間を表現した構造家として有名な

「フィリックス・キャンデラ」の建築を訪ねます

コンピュータのない時代に計算と直感と実験によって作られた建築

シェルで作られた屋根のコンクリートの厚さは4cmほど

85年に起きたメキシコ大地震も耐えています

 

 

[サンタモニカ教会] 1960

1本の柱から屋根が広がっていくダイナミックな構造

 

 

[ラ・メダージャ・ミラグロサ教会] 1953

細くくびれた柱から膜のように広がっていく屋根

 

 

[ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ソレダ礼拝堂] 1955

基本的なHPシェル

 

 

[サン・ビンセンテ・デ・パウル礼拝堂] 1959

わずかな接点で地面と接しただけの羽を広げたような屋根

宙に浮いているよう

 

基本的に教会の見学は自由にできますが

12時〜4時の間は閉められてしまいますので要注意

※一部シスターに断りが必要

 

この日時間が余ったのでバラガン邸をもう一度見学に行きました

予約はしていませんでしたが3時からの英語ツアーがあいていたので

運良く見ることができました

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