2011.09.22 Thursday
ヒトリタビ
フランス・ロンシャン編
[ロンシャンの礼拝堂]1955
ル・コルビュジエ設計
近代建築のパイオニア的存在だったコルビュジエ
合理性を謳い、禁欲を美徳とする価値観を提唱し
白い箱をパリに落とし込んだコルビュジエが作り出した
自由で制約のない祈りのための彫刻作品
建築は多くの要望と
機能からなるプログラムの積み重ねで造られる
ロンシャンの礼拝堂には一部ヒューマンスケール以外
形態を説明づけるプログラムから解き放たれた
芸術作品に限りなく近い建築だと思う
パルテノン神殿のある
アクロポリスの丘を想起させるロケーション