雑記帳

2011.06.02 Thursday

 

結婚式の引き出物として選んだはさみ

 

引き出物にはさみというと「えっ」と思う方も多いと思います

はさみなどの刃物は縁が切れると連想されるからです

私も悩みましたが自分が気に入った物を贈りたかったので決めました

 

はさみと一緒に入っていた冊子に書かれていた内容を紹介します

 

「ハサミの穂」と呼ばれる刃の部分を加熱して
打ち伸ばす行程を「火造り」と言います。
そして火造りの後、すぐに将来の相手を決めます。
このとき「対」の印として二つの刃に刻まれるのが「相判」。
一対ごとの相判は一つとして同じ形はなく、
また二つの刃は強さも均等です。
いずれが強すぎるわけでもなく、五分と五分の力を合わせ、
人生を切り開く・・・。
これはまさに、人間の夫婦の出会いの妙や、
協調してゆく姿を見る思いがします。

 

また、ホームページには次のように書かれています

 

鋏は末永く幸せな夫婦を象徴しています。
古い伝統を誇る手打種子島鋏、最も技術の優れた
古老の職人によって最後に二つの体がしっかりと
鋲じめされ、結合されます。
そして新しい鋏の生命が始まるのです。

 

本種子島鋏/池浪刃物製作所

 


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